音楽と映画

好きな音楽と最近観た映画について

5年越しにティモシー・シャラメを観た。

やっと、”Call Me By Your Name”(邦題:君の名前で僕を呼んで)を観ました。

就職した年の4月に日本で公開されたので、私生活がしっちゃかめっちゃかすぎて、映画館に観に行くことは叶わず。

いつからNetflixで観ることができるようになっていたのかも分かりませんが、観てしましました。

 

 

切ない話だとは思っていましたが、ストーリーよりもまず、心を打たれたのは圧倒的な映像美!

フィルムとか、編集とかのおかげなのでしょうが、本当に80,90年代に撮影しましたみたいな雰囲気が素敵でした。

あの家や街全体がそう見えるのかもですが。

 

 

 

感想としては、何となく、アプリコットは主人公を表すメタファーで、アプリコットの語源に「早熟」という意味が一説によるとあるそうなので、一つの軸になっているのかなと思ったり。

 

エリオ(ティモシー・シャラメ)の両親、というか、私は圧倒的に母の理解が深いと思いますし、オリバー(アーミー・ハマー)みたいに、”普通に”結婚していくことが、あの時代を賢く生きるには必要なんじゃないかなと思いました。

 

ひと夏の恋としては、濃密で残酷な二度とない経験。

エリオがこれからの人生をどう歩んでいくかにも影響を与えそう。

恋じゃなくても、自分にとって劇的な出来事があるのはうらやましいです。

いつか自分にも、そんな出来事がふりかかってくることを祈って、ティモシーのチャーリーとチョコレート工場を映画館で観ようかな。